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製品情報

レザー用染料・助剤

レザー用染料・助剤一覧

取扱いメーカー

・Lanxess ・Stahl ・TFL ・朝日油脂
・イサム塗料 ・その他 内外各社

皮革用染料

皮革の種類として、現在革製品の大半を占めるクロム鞣し(なめし)革、その他植物タンニン革、合成タンニン鞣し革等があります。 皮革はその構造上繊維が高密度で立体的に交叉しているため(三次元構造)、中心部まで染料を浸透させ、内部繊維を染色するにはそれに適した染料を選ばねばなりません。
以上の様な理由により我々は皮革用染料をその用途により表面染色用染料と浸透用染料に大別します。

皮革用染料助剤

皮革製造に使用される薬品を総称して皮革用助剤と呼び、製造工程により次の様な項目に分類されます。

皮革用染料

表面染色用染料

説明

市場にある皮革用染料の多くはこのタイプの染料であります。
このタイプの染料は、皮革の適正染色温度(40-60℃)で、革繊維と比較的短時間で強く結合し、優れた均染性、耐光堅牢性や耐湿潤堅牢性等が得られます。

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浸透用染料

説明

革繊維との結合は上記表面染色用染料と比べ弱く、又染色時間も長くかかります。
その為、染色時に革にかかる物理的な力(ドラムの回転時間や染色浴の量)により染料は革内部に浸透し内部革繊維を染色します。
しかし染料の性質上種々の堅牢度はあまり強くありませんのでこの種の染料を単独で使用することはお勧め出来ません。

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皮革用染料助剤

染色助剤

説明

一般に染色される革は、鞣し剤や鞣し方法の違いにより色々異なった性質を表わします。革の種類により処理方法が異なり、中には浸透用染料で染色してもなかなか浸透染色が困難な革、反対に表面の発色が悪く濃色に染めることが困難な革、または斑になりやすい革等があります。
この様な革に対して染色時に染料と併用する薬剤、または後処理を行い、目的に適した染色が出来るように特別に調整された薬剤を総称して染色助剤と呼びます。
代表的な染色助剤の例として、浸透促進剤、均染剤、増色剤、そのほか湿潤堅牢度を改良する助剤があります。

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水漬け助剤

説明

原料皮は保存中に微生物の繁殖を抑制するため、塩蔵や乾燥などの方法で水分を減少させています。そのため水漬け助剤を用いて、バクテリアの繁殖を抑制しつつ吸水軟化を促進させ元の状態に戻します。

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石灰漬け助剤

説明

吸水軟化した原料皮は石灰、硫化ナトリュウム、水硫化ナトリュウムを含む液に浸漬し、毛や脂肪、不要な蛋白質等を除去します。 その時薬品の浸透を促進したり、過度の膨潤を抑えたり、又、硫化物の使用量を軽減し、環境に対する負荷を減少させるために助剤を使用します。

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脱灰・ベーティング助剤

説明

使用した硫化物、石灰を脱灰剤で迅速に除去し元の状態に戻すと共に蛋白分解酵素(ベーティング剤)により皮中の不要な蛋白質を除去します。

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クロム鞣剤

説明

クロム鞣剤で鞣された革は耐熱性が非常に高く、熱収縮温度が120度以上になります。腐敗や薬品に対する抵抗性が増し、柔軟性や弾力性に富んだ革が出来ます。染料による染色性も向上する等、多くの利点があります。そのため現在はこのなめしを主体とした物が革の大半を占めています。

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アルミニウム鞣剤

説明

アルミニュウム塩は古代より革の鞣に使用されていました。クロム鞣剤に比較して皮との結合が弱いため、熱安定性も低いですが、反面皮質繊維の膠着が強い事と白革の製造が可能であります。

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ジルコニウム鞣剤

説明

ジルコニュウム塩に鞣皮性があることは1907年に発見されたが実際に鞣剤として応用出来る様に成ったのは1931年頃であります。ジルコニュウム鞣剤は白色のやや堅めの革の製造に適しています。

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植物タンニン

説明

植物タンニンの一般的な概念は植物より抽出された、革をなめす力のある物質の総称であります。植物タンニンは原料である樹木の種類によりそれぞれ特徴的な性質を持っています。ミモサ(ワットル)、ケブラチョ、ガンビヤ、チェストナット、ミラボランタラ等が一般的な植物タンニンとして使用されています。

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合成タンニン

説明

もともとは植物タンニン鞣剤を補完するものとして開発された化学合成品ですが、現在では色々な目的で使用されています。比較的分子量が小さく荷電の多いタイプの補助型と比較的分子量が大きく、コラーゲン繊維への充実効果の大きい置換型、繊維組織のルーズな部分への充実を目的とした樹脂鞣剤があります。

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その他の鞣剤

説明

アルデヒド系鞣剤(ホルマリン、アクロレイン、グリオキザール、グルタアルデヒド)その他リン酸系の鞣剤も開発されています。特にグルタルアルデヒドやリン酸系鞣剤は、クロムフリーの鞣剤としてエコレザーの製造の為の鞣剤として近年注目されています。

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加脂剤

説明

湿潤状態の革(濡れた状態の革)は、内部の繊維間に多くの水を含んでいる為柔軟な状態を保っていますが、革が乾燥されると繊維と繊維が互いに膠着し、硬くなってしまいます。加脂剤は、油剤(柔軟剤)を繊維間に充填し又表面に付着させることで革に柔軟効果を与えます。革のしなやかさやふくらみ感など、革の全体的な風合いは加脂剤とその適用法により大きな影響を受けます。更に光沢や艶等の視覚的品質、表面の湿乾感覚、温令感覚等にも大きな影響を及ぼします。

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仕上剤

説明

革の仕上げは、塗装膜形成材料を用いて、革の表面に塗装及び着色を施し革の表面を保護すると共にその美観を高めることを目的としています。
革の塗装は他の物の塗装と比べ、風合いと感性がより強く要求される作業です。革製品はほとんどが人の肌に直接触れる為、より多くの風合い特性が要求されます。例えば、ぬめり感、暖かさ、充実感など一言では言い表せない様な性質が仕上げ剤、及び仕上げ方法で求められます。

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その他

説明

試験用ドラムの輸入代行と販売
計量器(秤) 温度計 ボーメ計 pHメーター
pH測色用試験紙
その他試験用機材